世界中の人々が環境汚染に対して行動を起こしたいと思いつつ、何をどのように行えば良いのか理解に苦しんでいます。我々がここに提唱するのは芸術家と科学者の協力によって、①気候変動の為に起こり得る危機の理解、②実行可能な対策、そして③取るべき行動を、効果的に発信する事です。
参加呼びかけの対象:
* 大衆に感動や情動を育む音楽家や芸術家
* どの感情が大衆に行動を起こさせ、抑止するのかの専門知識を持つ社会科学者、特に社会心理学者やコミュニケーションの専門家
* 危機緩和のためにどのような行動が必要とされているかを理解する物理化学者や工学者
音楽の力
気候変動の現状と将来的な被害の予測についての科学者たちの合意にも関わらず、危機緩和に対する社会的支援と行動は成功しているとはいえません。感情に訴える音楽の力は糸口となり得ますが、音楽家たちは社会の心情や風潮を反映しています。現在、気候変動に対する社会の心情は、行動を抑圧する落胆です。社会の心情を今から出来ることに対する意識へと移行する必要があります。
多文化アプローチ
テンポは多様な文化が協力する共同体です。グローバルな問題である気候変動にはグローバルの対策が必要となります;だから一つの文化社会に焦点を合わせてはいけないのです。アメリカ合衆国と日本という、二つの文化で始めます。個人としての選択と社会の選択の関係性というの環境問題に於いての重要点を、日米両文化の観点から協議を始めることがより良い理解に繋がる好機となるでしょう。
音楽家、平田真希子とショーン・キルヒナーが市民権運動で音楽が果たした役割と、「幸福ホルモン」を分泌し人々を勇気づける音楽の力について話します。
なぜ環境問題に対する行動が中々起こらないのか?危機管理の専門家二人が、それぞれの国における環境変動の生活への影響と、行動を起こさなければどのように被害が深刻化するか話し合います。更にどのように問題意識の改善をポジティブに行えるのかについて言及します。
サラ・ドライハーストとポール・スロヴィックが社会科学の専門研究家として音楽と感情の力でどのように環境問題に対する行動を呼び起こせるかを協議します。
ジョナサン・ビアード(作曲家)とニール・フロマー(環境科学)がそれぞれの専門の観点から共通の目標に向かって進めるか話し合い「ストーリーと感情で説得する事が成功への鍵だ」と同意に至ります。
この動画では渥美教授とエミリアーノ・ノエシュが地域社会の価値と音楽を使ったリスクコミュニケーションの有効性について語ります。
「どの様な形の協力が可能ですか?」
* 次のズーム協議会へのご参加をご検討ください
* Tempoアンバサダーとして米日両国の音楽家や科学者のご参加をお誘いください
* Tempoの活動についての宣伝で、より幅広い方々にご興味を高めて頂くお手伝いをして下さい
ご連絡下さい
音楽家でご参加をご希望の方はこちらにご連絡ください。tempo@drlucyjonescenter.org
Hobart Baroque Chorus and Orchestra" by Stefan Karpiniec is licensed under CC BY-NC 2.0